2025年07月11日
理容店・貯湯型ボイラーから業務用給湯器に設備変更の一例
理容店などでよくご使用されている貯湯型ボイラーですが、冷水サンドがなくお湯が継続的に使用できる利点はありますが故障時などのコストが割高です。今回もそのようなご相談が当社に寄せられました。直圧式の業務用給湯器をお勧めして業務効率が上がった一例を紹介いたします。
✅ 業務用直圧型給湯器に変更するメリット
1. 「冷水サンド」のリスク軽減
• 一般的に貯湯型では温水の切替時やタンクが空になりかけると「冷水サンド(急に冷たくなる現象)」が起きやすいですが、
• 直圧型は水道圧で瞬時に加熱するため、温度が安定しやすく、持続してお湯が使用できます。
2. お湯の「無限供給」が可能
• タンク容量に制限されないため、理容室のように長時間継続してお湯を使う業務には非常に適しています。
• シャンプー台が複数での使用が多い店舗では、給湯切れの不安がなくなります。
3. 省スペース・設置自由度の向上
• 貯湯タンクが不要なため、設置スペースが小さくて済む。
• 屋外壁掛け型など、省スペース設計の製品も豊富にあります。
4. 衛生面の向上
• 貯湯型ではタンク内に長時間湯が滞留するため、レジオネラ菌などの衛生リスクがあるが、
• 直圧型は通水即加熱方式なので滞留がなく衛生的。
5. 省エネ性・効率性の向上
• 必要なときだけ瞬時に加熱するため、待機中の保温エネルギー(待機損)をカット。
• 結果的にランニングコストが下がる可能性があります(※エコジョーズタイプは更に低燃費でご使用頂けます)。
6. 配管の圧力バランスが改善される場合も
• 直圧式は水道圧をそのまま活用するため、複数台同時使用にも対応しやすい。
• 混合水栓やサーモ式水栓との相性も良いのが特徴です。
今回当社で提案した機種はノーリツ業務用給湯器(店舗様に最適)
本体 GQ-2421WZ-3・リモコンRC-7626M